自作リフィルのおすすめ穴あけパンチはこれ!A5・バイブル・ミニを1台で!

万年筆生活を本格的に初めてから困ったのが手帳リフィルの裏抜け

ボールペンやシャープペンではまったく問題なかった紙でも、たっぷりインクが出てくる万年筆だと裏抜けが頻発するようになりました。

今年に入って使い始めたフランクリンプランナーは、紙が分厚く良く書き心地も滑らか。

BBのペン先で書くとちょっと裏抜けするぐらいで、普段手帳用に使ってるEF・F・Mのペン先だとほぼ裏抜けもなくとても優秀。

一方、インク帳やメモ用として購入した『A5のClipBook』。

180度パタンと開き、360度折り返せるレザー帳のカバーはとても気にってるんですが、中身のリフィルがイマイチでした。

手帳付属のリフィルが裏抜けする

クリップブック ネイビー
これが『ファイロファックス システム手帳 クリップブック A5』のネイビー。

クリップブックのリフィルの裏抜け
クリップブック付属のリフィルにBニブで書き込んだら、こんなに裏抜けしてしまいました。これじゃ、万年筆用のリフィルとしては使えません。

というわけで、好きな紙を手帳のリフィルにするために、穴あけパンチを使ってみることにしました。

購入時に迷った穴あけパンチたち

Ashford A5サイズ用 6穴パンチ
まず最初に目についたのが、このAshfordの『A5サイズ用 6穴パンチ 0495-100』。

  • ワンサイズ用なので手早く自作のリフィルを作ることができる
  • アシュフォードという手帳メーカーが使ってる安心感

この2点に惹かれました。

ただ、値段が高い!穴あけパンチ1つで6千円越えとは、ちょっと驚き。

あと、2、3枚しか同時にパンチできないこともデメリットに感じました。

オープン工業の穴あけパンチ
次に迷ったのが、この『オープン工業 穴あけパンチ 手帳用 6穴 PU-462』。

  • 価格が約1,200円と激安!
  • A5、バイブル、ミニと3種類のリフィルに6穴を開けられる
  • 同時に5枚まで穴を開けられる

この3点が気に入ったんですが、Amazonのレビューを見てみると「すぐ壊れる」「縦位置の中心を合わせにくい」という声が多数。

すぐ壊れても嫌だし、縦位置のセンターを合わせるために紙の一部を折る必要があるのも気になりました。

そのほか、手帳に一緒にセットできる携帯型の『能率 スリムパンチ システム手帳 リフィル スリムパンチ A5 A5629』も良さそうでしたが、1枚ずつしか穴を開けられなかったり、そもそも携帯するつもりもないので却下。

買ったのはこれ!カール事務器の穴あけパンチ

色々と迷った挙句、この穴あけパンチに決定しました!

カール事務器 穴あけパンチ リフィルメーカー 6穴 5枚 GP-6
カール事務器 穴あけパンチ リフィルメーカー 6穴 5枚 GP-6』です。

カール事務器 穴あけパンチ リフィルメーカー パッケージの説明文
ゲージとパンチの2つの道具を使い、A5/バイブル/ミニ6穴、3サイズのシステム手帳リフィルを自作することができます

ストッパーとゲージの使い方
パンチには指を挟まないようにストッパーがついてます。使用するときは外して使います。

ゲージには、紙を押さえる機能と3つの大きさの紙を揃える機能があります。

ゲージの紙あてにはA5/バイブル/ミニ6穴それぞれの縦位置がセンターに来るようにガイドがあるので、紙に折り目をつける必要もありません。

穴のあけかた
ゲージの紙押さえに凹部が3つあるので、リフィルの紙の大きさに合わせてパンチを合わせて穴を開けます。それぞれ上下に1回ずつ、合計2回のパンチが必要です。

パンチクズの捨て方と仕様・注意事項
パンチクズの捨て方は、よくある穴あけパンチと一緒。底面をパカっと開けて捨てるだけ。

最大同時穴あけ枚数は、PPC用紙64g/㎡の場合、5枚。

穴の直径は5.5mmです。

パッケージ一覧
箱に入ってたのはこれだけ。パンチとゲージです。説明書は箱に記載されてるもののみ。

ゲージの写真
ゲージにはパンチと合わせる凹部と、縦位置の中央を合わせるガイドが付いてます。

パンチの写真
穴あけパンチは一般的な穴あけパンチと作りはほとんど一緒です。

底にパンチクズが溜まります
底にパンチクズが溜まるので、パカっと開けて捨てるだけです。

実際にA5リフィルを自作してみた

MDペーパーパッド A5
クリップブックの純正リフィルの代わりに購入したのが『ミドリ メモ MDペーパーパッド A5 無罫』。

これまでたくさんの紙を試しましたが、裏抜けしにくく書き心地もいい。さらに価格もそんなに高くないMDノートがかなり気に入ってます。

というわけで、A5版で1枚1枚をすぐに切り離せるMDペーパーパッドを買ってみました。

MDノートはちょっと分厚いので3枚ぐらいがギリギリ
MDノートはちょっと分厚いので、同時に3枚ぐらいパンチできます。4枚だとキレが悪くなって断面がちょっと汚くなりました。

希望のサイズの凹部に合わせてパンチする
パンチの凸部を、ゲージの凹部に合わせてパンチします。

キレイに穴があきました!
キレイに穴があきました!

クリップブックにもちょうどいい
クリップブックのA5、6穴にも普通に使えました。

無印良品の裏写りしにくいダブルリングノート
無印良品の裏写りしにくいダブルリングノートのA5バージョンでもやってみました。

表紙をカッターでカットする
背表紙をカッターでカットします。裁断機があれば便利ですが、そんなに大量にやらないので今のところカッターとマットがあれば十分。

こっちは紙が薄いので5枚でパンチできました
MDノートより紙が薄いので5枚でパンチできました。

まとめ

自作リフィル用の穴あけパンチを初めて使ってみました。

これまでは2穴のパンチしか使ったことがなく、レビューもどれも決め手に欠くので、趣味の文具箱でもなんども紹介されてた『カール事務器 穴あけパンチ リフィルメーカー 6穴 5枚 GP-6』を買ってみました。

良かったのは以下の4つのポイント。

  • 一つのパンチで3種類(A5/バイブル/ミニ6穴)の自作リフィルが作れる
  • 同時に5枚まで穴を開けられる
  • ゲージに3サイズのガイドがついてるので紙に折り目をつける必要がない
  • パンチは一般的な2穴パンチの3穴版という感じ。とてもしっかりした作り

イマイチな点としては、

  • 1枚につき2回パンチしなければいけないので、大量に自作リフィル作りたいときには向かない

ということぐらい。

と言っても上記の無印良品のノートは30枚なので、5枚×6セットで終わるので特に遅いという感じはしませんでした。

結論としては、大満足!買って良かった!
A5/バイブル/ミニ6穴、の自作リフィルをお考えのあなた。

この6穴パンチ、おすすめですよ!

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