2019年10月に金ペン堂さんで予約したペリカンM800ブラウンブラック。
予約完了!ペリカンM800ブラウンブラックを金ペン堂さんで予約しました!
12月発売だと思ってたら、金ペン堂さんから11月下旬に連絡があり、プレゼントのインクを決めてお金を振り込んだら11月中に届きました。
本来なら2019年中にレビュー記事を書くつもりでしたが、色々とトラブルが発生して2020年になってしまいました。
どんなトラブルかというと…
金ペン堂さんから届いたM800ブラウンブラック
金ペン堂さんから届きましたー!
入ってたものは、封筒・万年筆本体・プレゼントのインク。
金ペン堂さんから届いたきれいな文字のお手紙。
モザイクかけてますが、このお手紙もらってから万年筆をちゃんとサポートしてくれるお店に出会えたことを実感しました。
ペリカンスーベレーンM800 ブラウンブラック!限定生産品です。
万年筆本体のほか、箱の中には保証書と「金ペン堂さんオリジナルの万年筆の取り扱い方」が入ってました。
- インクの吸入方法
- インクについて
- お手入れ・洗浄方法
- 保管方法
が細かく説明されてます。
これだけ詳しく書いてあれば、万年筆について予備知識がない初めての人でも安心して使えそうです。
プレゼントのインクはモンテベルデのキャニオンラストにしました。
M800のブラウンブラックに合わせて明るい茶系のインクにしてみました。
茶色のストライプがキラキラ光ってすごく美しい!
キャップと尻軸は黒ではなく薄い茶色でした。ただ、周囲の明るさや角度によっては真っ黒に見えることもあって、いろんな表情を楽しめます。
M800 ブラウンブラックのペン先。
まだインクを入れる前のペン先。BBニブです。ペン先がかなり開いてますね。
BBニブなのでペンポイントもかなり大きめ。
書き出し時にカスレが発生!
早速、キャニオンラストのインクを入れて書いてみました。
初めてインクを入れて一筆目。インクがカスれました。
その時は気にも止めずにそのまま書いてみると、インクがヌルヌルと出てきてものすごく書きやすい!
これが、あの金ペン堂さん調整の万年筆の書き心地かとかなりテンションが上がってました。
ペン先がBBなので文字幅が太い!
大きな紙に考えやブログの構成などを書き出すことが多いので、この太さはものすごく使いやすいです。
ものの数分でこの万年筆が大好きになりました。
ところが、数時間後…。
キャップを外して紙に書くと書き出しがカスれる。最初にかすれるだけであとはスムーズにインクが出てきます。
また数時間後。書き出しだけインクがカスれる…。
これの繰り返し。時間をおいて書く際に、必ず書き出しがかすれるという現象が発生。
これがどうも気になって、気持ちよく書けなくなったので、すぐに金ペン堂さんに連絡。
すると、調整し直しさせて欲しいということだったので、着払いで金ペン堂さんにM800を送り返しました。
連絡は予約時からインスタグラムのダイレクトメッセージでやりとりしました。
既読されたらすぐに分かるし、営業時間内なら比較的早めに返信もいただけたので特に不安になることもありませんでした。
2度目の調整で最高の書き味に!
それから10日ほどで戻ってきました。
その間、僕の握り方合わせて調整するとのことで、万年筆で書いてる様子を正面と横から動画で撮影してインスタグラムで送りました。
写真や動画が簡単に送れるのでこの方法はいいですね。
戻ってきたM800ブラウンブラックのペン先。
1回目の調整時よりペン先が閉じてます。これなら書き出し時のインクカスレは発生しなさそう。
ペン芯側から見てもペン先が閉まってます。
早速書いてみると、見事に書き出し時のカスレはなくなってました。
何時間置いても、書き出し時にカスれなし!
インクフローも最初の時と同じように豊かに流れ出てきます。書き味も滑らか。
BBなのでM205 DUO ハイライターと同じ書き味かなと思ったら、これが全くの別物。
M205 DUO ハイライターは、全体的にペンポイントが丸くなってますが、M800の方は四角っぽい感じ。
なので、M800は横線が細く、縦線が太くなります。これが筆跡にいいアクセントになって、短調ではない味のある文字が書けるようになります。
やっぱり万年筆は細い文字よりも太い文字の方が僕は好きだな。
金ペン堂さんで購入したM800 まとめ
購入前からいろんなサイトや雑誌で金ペン堂さんの話は聞いてたので、完璧に調整された万年筆が届くとばかり思ってたので、最初のトラブルは正直ショックでした。
ただ、インスタグラムでスムーズにメッセージのやり取りもできたし、対応もすごく早かったので、その後は安心して取引ができました。
万年筆は安いネット通販でばかり買ってましたが、金ペン堂さん調整は全く違いました。
この滑らかな書き味と豊かなインクフローを覚えてしまったので、金ペン堂さん調整の万年筆がもう一本欲しくなってきました。
というわけで、先日もう一本、別の万年筆を注文してしまったのでその話はまた後日。