革の感触が好き。革の香りが好き。
長く使うと自分のくせが通りになる表情が好き。だから、これまでたくさんの革製品を愛用してきました。財布、コインケース、本カバー、手帳カバー、システム手帳などなど。
これまで最も手触りが良かったのが、能率手帳ゴールド。ヤンピーという羊の皮が使われてて、しなやかで柔らかく、手に吸い付くような感触が本当に大好きでした。
そのヤンピーの皮を超える革製品こそ、今回紹介する『NAGASAWAキップレザーペンケースS』です。
ちなみに、香りが一番好きだったのは、アシュフォードのシステム手帳『プレスコット』でした。
キップレザーペンケースとは?
これが届いたキップレザーペンケースの外箱。
箱を開けた瞬間、本革のいい香り♪商品説明も入ってました。
神戸を象徴するタワーをイメージしてデザインされたペンケースで、出し入れが楽になるようサイドカット仕上げになってます。大切な万年筆を傷めずに携帯する事ができます。
革は専門職人の手で1点ずつ仕上げられ、馴染みの良い革の手触りと丁寧な縫製が特徴。
長く愛用できる逸品です。
通販サイトの商品写真よりもずいぶん質感が良い。
手に取ってみて驚いた!
能率手帳ゴールドに使われてたヤンピーの皮と同様、手に吸い付いてくる!手触りはこれまで触ってきた革製品のどれよりも柔らかく、とても優しい。
使い勝手はもちろん、毎日持ち歩くときに大切な心地よさも持ってるペンケースです。これは素晴らしい!
ワンポイントの鍵マークが刻印されてます。
あえてSサイズにしてみた
キップレザーペンケースには、SS・S・Lの3サイズが販売されてます。
今回選んだのはSサイズ。
モンブランの146やプラチナ万年筆の#3776センチュリーを入れることを想定して買いました。
事前にサイズ表を確認したところ、ペリカンM400がすっぽり収まるサイズと書かれてました。
左からパイロットのエラボー、モンブラン146、プラチナ万年筆の#3776 センチュリー。
ペンケースに差し込んでみると…。
それぞれほんのちょっと頭が出ました。
メーカー推奨では万年筆が全てすっぽり収まるようにLサイズが推奨されてましたが、頭がちょっと出てる方がどの万年筆かがすぐ分かるので、あえてSサイズにして正解でした。
ちょっと天冠が見えるので、一目でどの万年筆かすぐ分かります。取り出す時もすぐつかめるので、スッと取り出せます。
サイズも特に問題なし。厚くて柔らかい革なのでこの中で一番太いモンブラン146も奥までスッと入りました。
両サイドがちょっとだけカットされてるので取り出ししやすい。
裏地にはスエード調のエクセーヌを使用し、万年筆を優しく包んでくれます。差し込むときに万年筆を磨いてくれるような効果もありそう。
ラミーサファリも入りました
結構大きめなラミーのサファリ(中央)や、パイロットのカスタム74(左)、プレピー(右)でも試してみました。
ラミーサファリほか、すべてこちらもちょっとだけ天冠が出ました。この状態で、どの万年筆がどこに入っているのかが一目で分かります。
コンパクトなペリカンのM400だと完全に隠れてしまって何が入ってるのかは分からなくなりました。
M400ぐらいだとSSサイズがちょうど良さそうです。
ちょっと外出するときに太字・細字・極細字とペン先の種類が違う万年筆を入れておけば、大抵のことなら事足ります。
これからこの革がどう変化していくのか、とても楽しみ♪
経年劣化をより味わいたい場合は、ブラックの他にボルドーや限定色も定期的に販売されてるので、ぜひチェックしてみてください。